ども、rapperでっす。

ここでは、rapperの紹介というよりは、このHPを立ち上げるきっかけとなった、「30日でできる! OS自作入門」について少し紹介したいと思います。はじめは「30日でできるか」の様な挑戦風にしようとも思ったのですが、他の人のブログ等でとても詳しく、そしておもしろく語られているので、そちらにお任せすることにします。

 

30日でできるOS本

30日でできる! OS自作入門

 

著者はOSASK開発で有名な川合秀実氏。ウィンドウシステムを保有する、32bitマルチタスクOSを一から作ってしまおうという意欲作。OSの知識がまったくなくてもはじめることができ、30日後にはOSの作り方がマスターできてしまうという魔法の様な本である。また、この本のすごいところは、対象者を絞ることなく、中学生でも十分読める様に配慮されているところだ。将来を担うべき若者達に門戸を開く、著者の志が表に現れている。もちろん、大人が読む分にも読みやすい。専門の用語には(一部一般的だと思う用語についても)わかりやすい解説が付いており、他の書籍をあさらずとも読破できる、という意味においても大変うれしい本である。

 

ちなみにrapperは、この本を約45日で読破した。1日にとれる時間がせいぜい1〜2時間だったので、1日分を2〜4時間とすると(著者談)、十分に30日分で読破していることになる。ある程度のOSの知識がある人ならばもっと短い時間で読み終わるだろう。一度流して読んで、読み終えた後にもう一度復習するのも良いだろう。

 

話がそれてしまったが本題に戻すと、この本の本当の目的は読破することにあらず、読破した後が大事なのだ。この本で得た知識をいかに活かすか、ということである。そのひとつが独自OSの作成である。もちろんこの知識を利用して別の発展をしていっても良いのだが、rapperは王道(と思われる)のOS作りを選ぶことにした。ただし、時間がとれるかどうか自信がなかったので、本の中で作ったOSを発展させる、という形をとっている。さてさてどんな形に発展していくのか・・・自分でも楽しみなのである。

 

実は、この様に「独自のOSを作りたい!」と思うのは、本そのもので誘導される様に画策されているからであり、自然な流れだと著者は言う。(どの様なOSを作るのかは個々の感性によると思うのだが・・・) rapperは見事にその目論見にハマってしまったのだが、とても楽しいのでしばらく付き合うことにする。